2023年05月02日 12:11

日本ユニセフ協会は、5月5日の子どもの日を前に、すべての子どもが安心・安全にスポーツができる環境づくりに必要なことを、子どもたち自身に知ってもらうため、ユニセフ「子どもの権利とスポーツの原則」の子ども向けサイト「ユニセフ こどスポ」を公開した。

ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関。日本のスポーツ界が「暴力行為根絶宣言」を採択して、今年4月で10年を迎えた。日本ユニセフ協会とユニセフは、2018年、子どものスポーツに関わるすべての関係者のための行動指針、ユニセフ「子どもの権利とスポーツの原則」を発表。多くのスポーツ団体やチーム、選手会、スポンサーとしての企業の人々に賛同を得ながら、真に子どもの健全な成長を支えるスポーツ環境づくりのための取り組みを呼びかけてきた。

今回公開した子ども向けサイトは、イラストなどを交えて、子どもたち自身にこそ知って欲しいスポーツにおける「子どもの権利」を伝えている。主な内容は、子ども版「子どもの権利とスポーツの原則」(10の原則)、いっしょに考えてみよう(実際に起こりそうな問題を例示。自分ならどうするか考えてみるページ)、こんな取り組みがあるよ(「原則」を守るための取り組み事例の紹介)、チェックシート(「原則」がどのくらい大切にされているか、チェックしてみるページ)、困ったときは相談しよう(相談窓口の紹介)。

「ユニセフ こどスポ」サイト