2023年02月14日 20:04

KADOKAWAは、海外連結子会社である台灣角川股份が運営する中国語繁体字による小説連載プラットフォーム「KadoKado 角角者」にて、自社で運営する小説投稿サイト「魔法のiらんど」に投稿された人気小説のライセンスを取得。翻訳版の配信を開始した。

台灣角川股份は、1999年設立。2015年に中文繁体字の電子書籍市場の将来を見据え、日本の電子書籍販売サイト「BOOK☆WALKER」のシステムやノウハウを移植する形で子会社として台湾漫読(BOOKWALKER TAIWAN)を設立。台湾角川はKADOKAWAグループの海外戦略の中核を担っている。

「KadoKado 角角者」では、KADOKAWAが運営するWeb小説サイト「カクヨム」の最新ヒット作の連載をはじめ、正規ライセンスを取得している人気の日本ライトノベルを2021年より配信を開始しており、2月14日より「魔法のiらんど」の第1弾となる6作品の配信が行われ順次新作の提供を予定している。

「魔法のiらんど」は1999年よりサービスを開始。10代~20代の女の子に愛され続けながら数々の人気作品が生まれ「Web小説」を代表するブランドとして人気を博してきた。これからも「魔法のiらんど」はUGC(User Generated Content)を安定的に創出し、KADOKAWAグループが有する優れたIP創出力とテクノロジーをかけあわせることでそれらを世界に広く届け、さらなる成長ステージを目指していく。