2023年02月13日 13:09

生活協同組合パルシステム福島は、2月13日〜17日まで、宅配利用者へ未利用の食品提供を呼びかけるフードドライブを実施する。

パルシステム福島は生活困窮者支援と食品ロス削減を目的にフードドライブ活動に取り組んでいる。イベントの開催時などに参加者への協力を呼びかけてきた。今回は、宅配利用者に家庭で眠っている食品を募集し、商品の配達時に受け取る。配送担当者は毎週、商品を届ける際にリユースビンや牛乳パックなどのリサイクル資材を回収している。このシステムを活用し、1週間限定で宅配時に実施する。集められた食品は、NPO法人ザ・ピープルフードバンクいわきと郡山市こども部子ども政策課が、生活困窮世帯や郡山市内の福祉施設などに寄贈する。

パルシステム福島は、昨年度も同時期に利用者に協力を呼びかけ、865.5kgの食品を回収した。NPO法人ザ・ピープルフードバンクいわきに食品を贈呈した際には、吉田理事長から「みなさんからさまざまな食品を分けてもらえ、パルシステム福島を利用する頼もしい仲間が活動を支えてくれると実感します」と感謝のメッセージを受け取った。同団体とは東日本大震災の発災以降、被災者支援や地域での孤立を防ぐ居場所づくりなどの活動で連携している。その他の多様な地域の課題解決に向けて、行政や多くの市民団体とも連携を深めている。パルシステム福島はこれからも、利用者とともに地域の活動を応援し、心豊かなくらしと共生の社会創りを目指していく。

受付期間は2月13日~17日。

パルシステム福島