2023年02月07日 19:00

カインズは、2月7日、千葉県柏市と「災害時の物資供給等に関する協定」を締結した。
カインズは、28都道府県下に230店舗を展開するホームセンターチェーン。今回の協定は、柏市とカインズが、地震・風水害・その他災害時に被災住民等を救助するために、迅速かつ円滑に物資等の供給を行うことについて定めたもの。カインズでは、災害時に物資が必要になる場合は、柏市の要請に応じて、同社の物流拠点から作業シート、土のう袋、ウォータータンク、発電機、米、飲料水、即席カップ麺、毛布、タオル、紙おむつ、カセットコンロ、マスク、ティッシュペーパーなどを供給。さらに、柏市近隣地域の店舗からも状況に応じて物資を供給し、避難生活をサポートする。
カインズは、2021年10月に策定した「くみまち構想」において、防災・災害対策を、日本の地域やくらしが抱える様々な課題を分類した「くみまち15の共創価値領域」の1つとして位置付け、災害関連の協定を締結するなど、全国の自治体と様々な取り組みを進めている。「くみまち構想」は、創業以来、「商業を通して社会の発展に貢献する」ことを志に、それぞれの店舗が、それぞれの地域の人々のくらしに寄り添いながら事業活動を行っている、カインズならではの構想だ。今回の柏市との協定締結によりカインズが全国の自治体等と締結する災害関連の協定数は220となる。