リユース容器シェアリングサービスMegloo（メグルー）を運営する「カマン」は、渋谷キャスト周辺で、Wolt Japanと連携。複合施設渋谷キャスト周辺や渋谷区周辺で営業する19店舗とキッチンカー(5店舗/日)を対象に、1月24日～2月23日まで、Meglooのリユース容器を使う実証実験を行う。

カマンは、リユース容器シェアリングサービスMeglooの活用により、テイクアウトやデリバリーで発生する使い捨て容器を削減する仕組みを構築している。昨年（2022年）10月20日～11月2日には、渋谷区のWolt加盟飲食店4店舗を対象にした、Meglooのリユース容器の実証実験を実施した。

返却ボックスを設置したコワーキングスペースで働く人を対象にしたアンケートでは、Meglooを利用したいという人が65％を突破。デリバリーの使い捨て容器を削減することへの、関心の高さがわかった。また、昼食はデリバリーよりもテイクアウトの割合が約半数を占めており、キッチンカーやレストランなど、普段テイクアウトをしている飲食店で利用したいとの要望が多いことが分かった。

そこで1月24日からの実証実験では、ユーザーの利便性を高めることを目的に、デリバリーに限らず、テイクアウト可能な飲食店含め全19店舗とキッチンカーでMeglooの利用が可能。返却スポットも、前回の４カ所から26カ所へ大幅に拡大する。