2022年10月06日 09:45

柳川藩主立花邸御花は、東京・蔵前の文具専門店「カキモリ」とコラボレーションし、御花にまつわる3色のオリジナルインクを10月7日より発売する。
柳川藩主立花邸御花では、以前から文化財での滞在をより魅力あるものにするため、コンサート、能公演、アートイベントなど企画・開催してきた。今回、御花の文化財の中で感じたことや旅の思い出などを綴ったりする体験を提供できないか考えていたところ、「たのしく、書く人。」をコンセプトにこだわりのある商品をつくる「カキモリ」との出会いから、このオリジナルインクの開発に至った。
今回、発売となるオリジナルインクは、御花にまつわる三つのものやシーンから色を選んだ。一つ目は、国指定名勝の日本庭園「松濤園」の松葉の色から着想した「Matsuba」。二つ目は、日本百名月にも選ばれている柳川の月と掘割(水路)の情景をイメージし、その中を舟でゆっくり進みながら、月明かりに照らされた掘割の水面を色を表現した「Tsukiyo」。3つ目は立花家の農園で今でも栽培され、柳川で初めて見つかり、今では全国各地で栽培されている蜜柑「宮川早生」の色を表現した「Mikan」。この3種類を今回、御花のオンラインショップやギフトショップお花小路にて販売する。
「カキモリ×御花オリジナルインク」は、10月7日発売。価格は、オリジナルインク(Matsuba, Tsukiyo, Mikan)各3300円(税込)。各35ml。ギフトセット(つけペン、インク)8800円(税込)。販売は、御花オンラインショップ、お花小路にて実施。