2022年10月04日 09:56

編集工学研究所が運営する「イシス編集学校」は、10月に基本コース「守」の第50期目を開講する。

2000年2月、松岡正剛さんにより、ブックナビゲーションサイト「千夜千冊」の連載がスタートした。同年の6月に、松岡正剛さんが校長をつとめる「イシス編集学校」が、編集工学を学ぶ唯一の場としてインターネット上に誕生。これまでの総受講者は3万人、育成された指導者数(師範代、師範)は850人(累計)にのぼる。10月には、基本コース「守」が第50期を迎えることになった。

50期記念として、より広く多くの人々に「編集工学」を学習してもらえる環境をつくるために、3つの新施策を導入。各界著名人による「編集レクチャー」を導入し、第1弾は、江戸文化研究者、前法政大学総長・田中優子さんによる特別編集レクチャーを実施する。また、「イシス編集学校」では、2000年の開講以来、入門前の人を対象に、インターネット上で無料の編集指南を提供してきた。2012年には仕組みを新たにし、「編集力チェック」と改名。2014年のシステム改変を経て、今回、50期目を迎えるにあたり、8年ぶりの大きな改修を行った。さらに、50期開講を記念し、さまざまな分野の課題・リクエストに応える「編集ワークショップ」を連続開催。ナビゲートを担当する編集学校師範の関心・職業・属性など特徴にあわせて、多くの人に編集を体験する機会を広げる。

参加費は一般11万円。期間は10月24日~2023年2月19日。

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