2022年10月03日 15:13

高級ホテル・旅館の予約サイト「一休.com」の株式会社「一休」は、「一休.comふるさと納税」を、10月3日にオープンした。
「一休.comふるさと納税」は、宿泊予約サイト「一休.com」の加盟施設の中から、さらに厳選された宿の「割引クーポン」を返礼品として選べる「宿特化型ふるさと納税サイト」。サイト上で電子クーポンが即時に発行され、「一休.com」の宿泊予約ですぐに利用が可能。2022年10月3日のサービス開始時点で、12の自治体、70の宿が出品しており、近日中に追加での参画も予定されている。
宿を指定して寄附してもらう形となっており、「一休.com」で、旅好き・宿好きのヘビーユーザーから支持を得ている宿がラインナップ。1回の寄附金額は20~60万円程度、割引額は6~18万円程度のクーポンが中心で、1つの宿で3種類ほどのクーポンを用意。1回の寄付金額は高額となるが、寄附先を選ぶのにかかる時間や寄附の回数を極力少ない仕組みとした。
また、素晴らしい宿や魅力ある観光資源を持つ自治体であっても、「宿泊」を返礼品にすることならではのハードルがあり、単独での実施が難しいとの声もある。本サイトでは一休が宿泊予約サイトの運営で蓄積したノウハウ・顧客基盤を活用し、オペレーションや集客を協力や代行。自治体・宿・一休が三位一体となって課題を解決することで、「一休.comふるさと納税」の実現に至った。さらに、返礼品を割引クーポンとすることで現地への「旅行」」を促進し、現地での消費・地方活性に貢献する。