2022年10月03日 09:54

ヤマップは、STATICBLOOMと協業し、衣類の水平リサイクルプロジェクト「生まれ変わる、やまの服」を9月30日より開始する。

環境省の調査によると、日本では家庭から手放された衣類年間75.1万トンのうちリユースやリサイクルされるのが34%(25.4万トン)で、残り66%(49.6万トン)は一般ごみとして処分されている。捨てられた衣類は、焼却されるか埋め立てられており、多量のCo2排出や土壌汚染など地球を汚す原因となっている。そこで、「地球とつながるよろこび。」をパーパスに掲げるヤマップは、環境配慮型アウトドアブランドを運営するSTATICと協業し、着なくなった服がまた同じ服へと生まれ変わる水平リサイクル「生まれ変わる、やまの服」に取り組むことにした。

アウトドア衣類は、速乾性や防水透湿性を担保するために化学繊維を多用し、自然への負荷が大きい現状がある。まずはヤマップも関連するアウトドアウエアを対象に進めていく。着なくなった服や、タンスに眠ったままの服のうち、「ポリエステル100%」のアウトドア用の衣類をYAMAPへ送ってもらい、プロジェクト参加のお礼として、YAMAP STOREで使える「2000円OFFクーポン」と繰り返し使えるオリジナルジップパック(小)を届ける。回収された衣類は、工場で服が作られるときの端布と共に、一旦繊維に戻してから新しい糸を作り、新しい服へと生まれ変わる。第1弾として2023年春に、「リサイクルポリエステル100%速乾Tシャツ」を「YAMAP STORE」にて販売する予定だ。

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