2022年09月27日 12:02

京都:Re-Search実行委員会は、10月10日から京都府南丹市八木町にて、アートイベント「Nantan Remix 2022」を開催する。

同イベントでは、これまで京都府が実施してきたアーティスト・イン・レジデンス事業「京都:Re-Search」と、その成果展である「大京都」に参加したアーティスト3名による美術展覧会や、南丹市の姉妹都市フィリピン・マニラ市のLoad na Dito(ロード・ナ・ディト)のメンバーや八木町の地域住民と共に行うタウンミーティングなど、地域とアートの関係について考える様々なプログラムを実施する。

美術展覧会「Nantan Remix 2022」では、南丹の人や歴史を題材にした荒木悠さんによる新作映像作品や、保津川の文化にインスパイアされた身体0ベース運用法(安藤隆一郎さん)の作品「日本身体遺産:保津川下り編」(2021年)と、和束町という南丹市とは大きく異なる文化的背景を持つ場所で生み出されたYukawa-Nakayasuの作品「未開地のアフォーダンス」(2020年)を、南丹バージョンに大幅にリミックス(再編集)して展示。地域とアートがどのように接続/再接続され得るのか、3組の実力派アーティストそれぞれの視点や手法を一度に楽しむことのできる展覧会だ。

入場は無料。会期は10月10日~23日(金・土・日・月のみ実施)。会場は、ちびねこ映写館/川定/オーエヤマ・アートサイト(八木酒造)/南丹市八木市民センター文化ホール。

京都府域文化芸術情報サイト「KYOTOHOOP」