2022年07月22日 12:54

ジェーシービー(JCB)と東京海上日動火災保険は、JCBオリジナルシリーズの法人カードに東京海上日動が提供するサイバーリスク保険を業界初で付帯することに合意、今秋よりサービスを開始する(予定)。
企業のDX化推進、コロナ禍でのテレワークの普及等により企業活動のデジタル化が拡大する中、サイバー攻撃の被害も急速に拡大し、2021年のサイバー犯罪の検挙件数は過去最多を記録している。ひとたびサイバー攻撃を受けると、企業は調査・復旧等に大きな時間と費用を要する。一方、日本企業のサイバーリスク保険の加入率は1割弱となっており、多くの日本企業がサイバー攻撃の脅威に晒されている状況だ。このような状況下、JCBと東京海上日動は、JCB法人カードオリジナルシリーズ会員が安心・安全に企業活動を行えるよう、所有するカードにサイバーリスク保険を付帯することを決定した。
JCBオリジナルシリーズの法人カード会員はカード年会費はこれまでと変更なく、サイバーリスク総合支援サービスおよびサイバーリスクに起因する損害賠償責任に関する補償が受けられる。上記に加え、サイバー攻撃を受けた際の「調査費用」や「復旧費用」等の補償をJCB法人カード会員向け上乗せサイバーリスク保険としてJCB会員ならではの保険料にて今秋より案内予定(有料)。企業向け保険は一般的には請求書払いが主流だが、この上乗せサイバーリスク保険は対象カードにて支払える。