2022年07月22日 12:52

ライトライトが運営する「事業承継マッチングプラットフォームrelay(リレイ)」は、富山県氷見市の弁当屋「ランチハウス龍」の後継者を募集する。
「relay」は、事業を譲りたい経営者と、事業を譲り受けたい候補者をマッチングさせるサービス。従来のM&Aマッチングサイトと異なり、どんな想いで企業や店舗を運営してきたか、オーナーの横顔を含めた想いを記事化し、後継者を公募するという特徴がある。
チェーン店や地元企業が建ち並ぶ道沿いから、住宅街、砂地の畑、そして松の木が生い茂る浜辺など、さまざまな景観が楽しめる富山県氷見市柳田。雄大な海と立山連峰が見える自然豊かな町で、1997年の開業から、日替わり弁当の製造・配達販売をしていた「ランチハウス龍」は、2021年末に25年続いた事業を畳んだ。しかし、それから半年が経過した6月末。オーナーの加治恵子さんの「当時のままキレイにしてある建物や設備を使って、ぜひ若い人たちが挑戦してくれたら」という想いから、ランチハウス龍の経営資源を引き継いでくれる人を募集することにした。
調理場は現在も建物・設備ともキレイに維持管理されている。敷地面積は約100坪で十分な広さがある。本来、新規に設備等すべてを用意するとなれば、かなりの投資が必要になるはず。弁当屋として、ソフトとハードの両面を引き継ぐことができる同物件は、一歩を踏み出したいと思うひとにとって、大きな後押しになる。また、同物件は、調理場正面に4DKの戸建て住宅があり、移住と同時に事業を始められる環境が整っている。