2022年06月03日 15:40

COCO Galleryが提携する AFRODE CLINIC(アフロード・クリニック)では、健康への新たなアプローチとして「アート箋」を処方することを決定した。

WHO(世界保健機関)が過去20年間の学術論文を調査したところ、900本以上に及ぶ文献で、芸術がもたらす健康とウェルビーイングの向上に関するエビデンスを論じているという。アートを眺めることで、人は感覚が活性化され、想像を膨らませる。その心理的・身体的反応として、実際に自己効力感が向上したり、低ストレスなホルモン反応が見られたりと、心身的健康の促進に繋がることが判明している。また、日常的にアート作品に触れることで得ることのできる、社会的・福祉的要因もあるとされている。

同社提携クリニックでは、「Medical × Art」を実現すべく、WHOが定義するビジュアルアートの観点から「アート箋」を処方。アートギャラリーを彷彿とさせる院内には、COCO Gallery コレクションを常時40作品ほど展示。これらの院内展示作品を一通り紹介・解説した後、気になった作品の有無をはじめ趣味趣向、性格、ライフスタイル等をヒアリングのうえ、患者のアート箋を処方する。

また、アートの見方や捉え方について、脳科学的な側面をふまえて話をする。基本プランは、相談料無料。無料相談後、希望であれば3300円にて診療し、アート箋を処方(所要時間30分間程度)。詳しくはこちら