2022年04月13日 15:32

武蔵野大学は、新たな教育手法「響学スパイラル(The Enhanced Learning Cycle)」を開始した。

武蔵野大学は、1924年に仏教精神を根幹にした人格教育を理想に掲げ、武蔵野女子学院を設立。武蔵野女子大学を前身とし、2003年に武蔵野大学に改名。2004年の男女共学化以降、大学改革を推進し12学部20学科、13大学院研究科、通信教育部など学生数1万2000人超の総合大学に発展。また2021年4月に日本初のアントレプレナーシップ学部、「AI活用」「SDGs」を必修科目とした全学共通基礎課程「武蔵野INITIAL」をスタートさせるなど、2024年の創立100周年とその先の2050年の未来に向けてクリエイティブな人材を育成するため、大学改革を進めている。

「響学スパイラル」は、教職協働の委員会によって開発した、全学一貫で取り組む同学独自の学修法。同学のブランドビジョン「響き合い、高め合うスパイラル」を礎として、その3要素「感性を磨き合う」「知恵を開き合う」「響創力を高め合う」を「響学」と表現している。「響学スパイラル」の主役である学生は、4つのステップ「問う」⇒「考動する」⇒「カタチにする」⇒「見つめ直す」という一連の活動を繰り返すことで互いに学び合うことができる。

また4月1日新たに設置した「武蔵野大学響学開発センター」は、「響学スパイラル」推進の中心的な役割を担い、エビデンスに基づく効果的な教育手法を展開。その他、同学教員の意識向上とスキルアップを図り、学生主体の学びを支援していく。

響学スパイラルについて