2022年04月12日 12:42

鈴木楽器製作所は、1オクターブ8音セットの打楽器「ミュージック ポン・プー P-tunes(ピーチューンズ)」を4月12日に発売する。

教育向けの楽器・教材を製造する同社は、以前より、遊びの中で音に親しんでもらえる楽器を開発してきた。「P-tunes」は、より小さな子どもから楽しめて、演奏と共に体を動かしたり、歌や手遊びの中に取り入れたりと、音楽の創造が膨らむような楽器を目指した。ポンプを押さえると内部の空気が押し出され「リード」(薄く小さな金属の板)が震えて音が鳴る仕組みだ。同じくリードを使った楽器であるハーモニカや鍵盤ハーモニカを60年以上製造している鈴木楽器の技術を生かした。

「P-tunes」は、楽器の天面を手で押したり叩いたりすると「プー」と音が鳴る楽器で、ドレミファソラシドの1オクターブ8音がセット。たった1オクターブの音域だが、演奏できる曲は100曲以上も。押す速さや強さを変えることで、音の長短や強弱も表現できる。1人1音ずつ担当すれば最大8人まで同時に演奏に参加できる。各音の天面には鳥をモチーフにしたドレミシール(階名シール)を貼付。このシール部を押さえると最も良い音で演奏できる目印にもなっている。底面の穴に市販のゴム紐などを通すと、腕や足などに装着したり、ワイヤーネットに結んだりして、アクティブに演奏することもできる。

価格は7480円(税込)。発売日は4月12日。販売ルートは、全国の楽器店、スズキ製品取扱店。

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