2022年03月16日 09:22

大和ハウス工業は、茨城県稲敷郡阿見町において、マルチテナント型物流施設「DPLつくば阿見III」を、3月15日に着工した。

同社は、茨城県内において、マルチテナント型物流施設「DPLつくば阿見I-A」「DPLつくば阿見I-B」(稲敷郡阿見町)やBTS型物流施設など合計11棟、総延床面積約50万平方メートルの物流施設の開発を手掛けてきた。今回開発する「DPLつくば阿見III」は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「阿見東インターチェンジ」出口より約1.2km(車で約3分)で、圏央道から常磐自動車道などの高速道路にアクセスしやすく、交通利便性が高い場所に位置している。また、東京都心部まで約70km、成田国際空港まで約40kmと国内外への物流をカバーできる立地だ。

「DPLつくば阿見III」は、地上3階建て、延床面積8万4766.92平方メートル(2万5641.99坪)、最大8社のテナント企業が入居可能なマルチテナント型物流施設。1区画の賃貸面積は約5700平方メートルからで、小規模の物流事業展開を検討しているテナント企業のニーズにも対応できる。同施設は、EC(電子商取引)事業者や近隣の工業団地の製造業者、小売業者等の入居を想定したマルチテナント型物流施設として、昨今の物流業界における市場環境の変化に伴った幅広い物流ニーズに応えることができる。

所在地は、茨城県稲敷郡阿見町よしわら2丁目16番3の一部。着工日は3月15日、竣工日は2023年5月30日(予定)、入居日は2023年6月1日(予定)。

大和ハウス工業