この度、大丸神戸店に「ORIENCO」の期間限定ショップ「エスパルセットハニー キルギスのはちみつ展」が出店。「白いはちみつ」をはじめ、キルギス共和国の特産品を販売する。

ORIENCO は、国際協力機構が応援する現地法人 OVOP+1 と直接取引をし、生産者の背景や現地の生の声を日本に届け、持続性のある取引を実現することで、現地への還元を目指している。大丸神戸店でも、サステナブルな世界の実現を目指し、事業活動を通じた課題解決に継続的に取り組む中で、ORIENCO の取り組みに共感。期間限定ショップとして初めて実店舗での販売を行うことが決定した。販売するのは、エスパルセット(和名:いがまめ)の花から採取された白いはちみつや、ハニー・ジャム、草木染フェルト商品など。

キルギスではソビエト連邦が崩壊した後、地方では仕事がなくなり、人々の結びつきや地域のコミュニティが機能しなくなり、経済活動が妨げられ、貧困問題が深刻化。また、村落部では女性の地位が低く、家庭の用事以外で女性が出かける機会はほとんどない。

そこで、OVOP+1 は、手つかずの自然が残るキルギスならではの素材を活用して、グループ単位で付加価値のある製品の生産・販売を行うことで地域経済の活性化に取り組んでいる。地元の人が地域の素材を使って世界に誇れる商品を作ることは、住民の貴重な現金収入となる。さらに、商品を通して世界との繋がりを感じることが自信や誇りにも繋がっている。