2022年01月06日 12:36

フルタニランバーとアイパブリッシングは、木材業界に特化した業務パッケージシステム「treeflow(ツリーフロー)」を1月6日にリリースする。

木材業界は、近年のウッドショックによる木材価格の高騰の影響、及び国産木材の川上~川下間の材料供給体制の課題が明るみになった他、高齢化による人材不足が顕著なことからも業務の効率化が急務になっている。これらの課題を解決する為、石川県金沢市に本社を置く木材卸売問屋のフルタニランバーと、同市でシステム開発を行うアイパブリッシングは、新たな業務パッケージシステムを全国に展開する。フルタニランバーでは、1990年代から独自の販売管理システムを運用し、改良を重ね、自社内で利用してきた。2018年にはアイパブリッシングが新システムの開発を担当し、2019年より本格稼働。同年、同システムの原型が完成。そして今回、木材業界の業務効率化に繋がる4つのシステムをパッケージ化し、「treeflow」として提供を開始する。

「treeflow」は、創業118年のフルタニランバーが総合的に企画に携わり、企業や行政におけるICTを活用した先進的事業に携わるアイパブリッシングによる開発のため、現場の使いやすさを最大限に考えたシステム内容や業界特有の業務内容や習慣、事務処理にも対応した設計となっている。販売管理から在庫管理、物流管理、オンラインショップアプリまでをカバーするシステムで、企業の規模を問わず、予算や目的に合わせて、単体もしくは商品を組み合わせて導入することが可能。企業の業務に合わせて、細かなカスタマイズにも対応している。

treeflow