2022年01月06日 12:37

「エムズ」は、大阪学院大学商学部の葛西ゼミと産学連携プロジェクトを実施、学生と商品の共同開発を行った。商品は「日常のお困りごとを解決し、お出かけを楽しく」をコンセプトに、自転車やリュックに手軽に取り付けられる、吸水タオル&タオルケース。

コロナ禍だからこそ快適で清潔な環境づくりに役立ってほしいとの思いから、AssistとTowelを合わせて「AssisTa」(アシスタ)と命名。1月16日までReadyfor(レディフォー)にてクラウドファンディングにチャレンジ中。なお講義の一環との位置付けのため、利益が出た場合には吹田市の緑化事業に寄付を予定している。

大阪学院大学商学部には、自らの手で商品を作りたいという思いをもって入学してきた学生が多くいる。しかし、製造業の地位が相対的に低下し、分業化・アウトソーシング化が進行。一介の学生が、モノづくりの楽しさと難しさ、販売することの大変さと、買ってもらう喜びをトータルで味わえる場は本当に少ない。これから社会に出る学生たちに、ものづくりの素晴らしさを自分自身で体感してほしい。そんな思いから、クラウドファンディングを活用したモノづくりの実践が試みられた。

今回開発された「AssisTa」は、タオルを素早く折りたためるように予め折り目を付けている構造が特徴。濡れたタオルの収納に困らない撥水素材を使ったコンパクトな収納ケースは、裏面にはゴムベルトが装着しており、バックや自転車等へ簡単に装着可能。詳しくはこちら