2021年12月22日 15:27

不妊治療データ検索サービス「cocoromi」を運営するvivolaは、令和3年度 経済産業省「フェムテック等サポートサービス実証事業間接補助事業者」として採択された。それに伴い、12月より、従業員および人事・管理職層向けにプレコンセプションおよび不妊治療と仕事の両立支援セミナーの提供を開始する。

少子化対策と女性活躍推進双方を実現するには、仕事と不妊治療の両立が不可欠。ところが患者アンケートによると、働きながら不妊治療に取り組む女性のうちの2割が退職、また2割近くが不妊治療を断念していることが示唆されている。その要因には、物理的な通院負荷が大きいこと。また不妊治療をしていることを職場で伝え理解を得ることが難しいことなどが挙げられ、通院環境と職場環境の両側面から、これらの課題に対する早急な取り組みが求められている。

vivolaは通院環境の改善として、患者の医療アクセスを向上すべく専門医と地域婦人科医を結ぶ病病連携スキームの構築を目指している。同時に、理解ある職場環境の構築のための企業向けセミナーを実施することで、両側面からの課題解決に取り組んでいる。

プレコンセプションや不妊治療と仕事の両立支援をサポートする企業向けに、啓発動画、医師等の有識者、理解度を測定するアンケートの3部構成でセミナーを提供。セミナー終了後にも、社内で活用できる啓発動画として素材を提供する。現在、2022年2月末までの経産省フェムテック実証事業としてセミナーを受講する企業・自治体を募集中。詳しくはこちら