2021年12月13日 16:05

I&Hとリコーは共同で、24時間薬を受取り可能な実証実験中のプロトタイプ機「はんにゃん受取BOX」の体験イベントを、12月16日から子安薬局六本木店にて開催する。

I&Hでは、薬の受取り方の選択の自由を実現すべく、薬受け渡し装置を自社開発。この受渡装置は、直感的なタッチパネル操作やQRコードをかざすだけで受け取りが可能となっており、年代を問わず簡単に操作ができる。また将来構想として、議論されている緊急避妊薬のような医薬品が薬局で販売出来るようになった場合、受取BOXにて24時間販売対応が可能。カメラ等のリモート設備もあるため、その場で薬剤師とリモートで服薬指導管理ができるような設計となっている。

なお、はんにゃんは、I&Hのマスコットキャラクター。このイベント期間、はんにゃんが、誰もがいつでも安心できる明るい未来を創っていくシンボルとして、「WARPE(ワープイー)」を通じてやってくる。「WARPE」は、リコーの新規事業創出プログラム「TRIBUS(トライバス)」から生み出された立体投影装置。

このたび、この「はんにゃん受取BOX」を活用した実証実験をグループの子安薬局六本木店にて開始した。本実証実験では、24時間非接触の処方薬の受け渡しや、待ち時間の短縮に関する検証を実施。それにより、感染症の拡大防止や、患者の利便性・安全安心な薬提供のための体制構築を目指していく。