2021年12月07日 15:21

Sansanは、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」において、新機能「スマート署名取り込み」を追加する。

コロナ禍においてリモートワークの導入やオンライン商談・ミーティングが普及し、営業活動のオンライン化が加速している。一方で、営業現場ではオンライン商談・ミーティングまで至らず、メールだけでやりとりをするケースが多い。また、バックオフィス・管理部門では、メールだけでコミュニケーションを取ることも多く、接点データの蓄積には課題があった。

本機能は、Gmail™ と連携することで、送信者のメール署名の情報が名刺候補として自動表示。Sansanユーザーは、登録したい名刺候補を選択するだけで、メールでの接点データをSansan上に登録し、活用や社内への共有ができる。既に同一メールアドレスの名刺が登録されている場合や、メルマガなどの送信者は自動で除外され、追加したい人物情報のみを手軽に登録。また、名刺候補として表示される企業名は、公開企業情報から補完することも可能で、データの精度を高めている。

これにより、コロナ禍において営業活動のオンライン化が進む中、オンライン上の接点データの網羅性を高め、営業活動におけるデータ活用を後押しする。なお、本機能は2022年初旬にはMicrosoft Outlookとの連携も予定。機能提供は12月中を予定しており、Sansanユーザーであれば、追加費用なしで利用可能。