2021年12月07日 12:50

坂部ブラシは、ブラシの真ん中に穴が開いた「奥歯のウラまで届く穴あき歯ブラシ」を12月2日に発売した。
「虫歯になりたくない!自分の歯を大切にしたい!」との思いから、市場には様々な工夫された歯ブラシが存在している。しかし、奥歯はどうしても磨きにくいため虫歯になりやすい。そこで、これまでのブラシ職人としての経験を活かして「何とか奥歯のウラまで磨きやすい歯ブラシを作りたい」と考え、「奥歯のウラまで届く穴あき歯ブラシ」を開発した。
歯ブラシには細菌が沢山存在しており、繁殖を抑えるため乾燥させる事が大切。しかし、ブラシの中央は乾きにくい。そこで「奥歯のウラまで届く穴あき歯ブラシ」は、中央に穴を開ける事で中心部からも乾燥を促し、繁殖を抑える。また、奥歯はどうしても磨きにくく、虫歯になりやすい。そこで、口の中での歯ブラシの動き方、ブラシの持ち方を徹底的に研究。そして、その研究から「柄をスリムで大きくカーブさせる」事で奥歯のウラまで磨きやすい事を発見した。さらに、歯ブラシの動きを研究している時、安定して持てないと奥歯まで磨きにくい事が分かった。そこで多数の試作から産まれたのが、この極太グリップ。凹みを設ける事でより安定して握れるグリップにした。
同製品は、2021年グッドデザイン賞を受賞。「この歯ブラシはより単純な構成ながら実際の機能性を高めることに注力していおり、日々の健康な生活を支えるさりげない存在感が良い」と評価された。
参考価格は260円(税抜)。