2021年11月16日 12:04

ECOLOGICA(エコロジカ)は、海外拠点を有する国内企業向けに、再エネ電力調達100%を目指す「海外工場向けPPA+I-RECプラン」を発表した。
同社は、国内企業の環境経営を支援する環境ソリューションプロバイダーだ。地球温暖化による気候変動への対策は世界共通の課題。サステナビリティな環境経営を推進する企業は、これらを最優先の経営課題と位置づけ、RE100やSBT、TCFDのガイドラインに沿って「世界全体でのカーボンニュートラル実現」を推進している。これまで多くの企業が省エネ・再エネに取り組んできたが、今後のテーマとして海外事業所全体の取り組みを推進させることが重要になってくる。そこで海外拠点で再エネ導入に有効な手段の一つが、海外工場の屋根に設置する太陽光発電の活用だ。しかし、「国外事情に精通した海外拠点に対応できる事業者選定が困難」、「海外における太陽光発電の調達方法や導入後の電力コストなど、現地の情報が得られない」、「設置する太陽光発電所の建設・運用に関する専門的な知見がない」などの課題がある。
同社は国内のグローバル企業に対して、再エネ電力調達100%を目指す「海外工場向けPPA+I-RECプラン」を提案し、海外工場を有する企業の3つの重要なエネルギー課題として「再エネ由来の電力使用」、「コスト削減」、「持続可能な目標達成」を解決し、太陽光発電設備の導入をサポートしていく。同プランの詳細については、国や地域にある海外拠点の事情を踏まえながら、丁寧に企業の取り組みを聴き、最善の提案ができるよう、個別相談の形式で行う。