2021年08月17日 15:23

セキドは、スマート農業のさらなる発展のため、低コストかつ高精度な農業機械の自動化を実現する「FJDynamics(FJダイナミクス、FJD)農機自動操舵システム」の販売を開始した。

「FJD農機自動操舵システム」は、FJDynamics社が開発した農業機械用後付け自動操舵システム。RTK-GNSS方式の測位システムと自社開発の高精度ステアリングモーターにより、低コストながら業界最高水準の誤差±2.5cmの操作精度を実現している。

セキドではスマート農業の普及を進めるため、2020年から本格的にDJI製農薬散布ドローンの取扱いを強化しており、自動操縦・自動操舵に欠かせない測位システム「ネットワークRTK」や関連するアプリケーションについての知見も豊富だ。今回の「FJD農機自動操舵システム」は、既に農薬散布ドローンを導入した先端農業従事者の要望にもマッチするもので、耕起・作付け・防除・収穫などより多くの作業に対応するスマート農業を幅広く提案するために取扱を開始した。システムの取付け工事から納品時の製品説明まで専門業者による全国対応で、初めてのスマート農業導入をサポートする。

セキドでは、すでに多くの導入実績を誇るDJI製農業用ドローンに加えて、農作業の効率を大幅に向上し、初心者でもムラなく作業でき、操作疲労の低減にも繋がる「FJD農機自動操舵システム」の販売により、手の届く最新技術としてスマート農業の普及を進めていく。

参考価格は、本体基本価格88万円(税込)、取付/サポート手数料費用10万円~。

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