2021年08月06日 14:19

メタップスペイメントは、チケット販売システム「チケットペイ」を活用した来店予約システム「チケットペイリザーブ」を、飲食店やテーマパーク向けに8月5日より正式に提供開始する。

同社で提供している「チケットペイ」は、これまで主にイベントのチケット販売で活用されてきたが、2020年、飲食店に対して初めて「チケットペイ」を活用した来店予約システムを提供した。その店には毎年期間限定で提供される人気のメニューがあり、販売期間には常に数kmにわたる行列が発生する。同社のシステムを提供したことにより、日時と座席を指定する完全予約制になり、顧客の待機時間削減や行列の解消を実現した。さらに、座席が事前に決まっているため当日の配席で戸惑うことがなくなり、待機列がないため消毒作業時間の確保にもつながった。そこで今回、飲食店をはじめとした他の事業者向けにも「チケットペイリザーブ」として正式に提供開始することになった。

同システムによって日時と座席の事前予約や事前決済を実現し、入店待ちの行列、現金の受け渡しといったコロナ下の課題を解決する。「日時指定予約」は、当日の待ち時間を削減でき、行列や混雑の解消につながる。入店時間が分かっているので、遠方から足を運ぶ人も時間を有効に活用できる。「座席指定予約」は、予約時に配席も決まっているため、応対時間の短縮や消毒などの入念な準備作業も可能だ。「事前決済」は、現地で現金をやり取りする必要がない。またWEBチケットを使用することで、さらに接触機会を減らすことができる。

チケットペイ