2021年08月02日 07:23

マイボイスコムは、「ミールキット」に関するインターネット調査を7月1日~5日に実施し、1万123件の回答を集めた。

同社は、インターネット調査を中心に提供している伊藤忠グループのリサーチ会社。今回の調査結果によると、自分で料理を作るときの困りごとは(複数回答)、「メニューを考えるのが面倒」が45.5%、「料理のバリエーションが少ない、マンネリ化」が34.1%、「後片付けが面倒」「栄養バランスを考慮しなくてはらならない」が各20%台。「時間がかかる」は女性10~30代や男性30代、「忙しくて料理に十分な時間がかけられない」は女性10~30代で比率が高くなっている。

ミールキットとは、調理に必要な材料や調味料とレシピがセットになっているものを宅配するサービス(一部店頭で購入可)。そのミールキットの認知率は約66%。利用したことがある人は1割強、男性約9%、女性2割となっている。直近1年間にミールキットを利用した人(約6%)が利用したサービスは(複数回答)、「オイシックス」が40.3%、「コープデリ」「生協パルシステム」が各1割強となった。

直近1年間にミールキットを利用した人の利用頻度は、「月1~2回」「年に3~4回」「年に1回以下」がボリュームゾーン。週1回以上の利用者は4割弱、月1回以上は6割弱。男性の比率が高く、女性より利用頻度が高いことがうかがえる。ミールキットの利用経験者に、ミールキットを利用する理由・きっかけを聞いたところ(複数回答)、「メニュー・献立を考える負担を軽減したい」が42.5%、「買い物の時間・手間を軽減したい」が31.7%、「食事作りの時間・手間を軽減したい」「手順が簡単」が各3割弱となった。

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