2021年06月24日 12:57

誠文堂新光社は、7月5日、「食文化・郷土料理がわかる 世界の国旗弁当」を発売する。
「日の丸弁当」を生んだ日本は、いわば国旗弁当の発祥国。インターネット時代のグローバル化の流れの中でBentoやKyarabenは、今や世界に誇れる日本の文化であり、食を通じた国際的な相互理解にも役立ててもらえるはず。本書は、220カ国・地域それぞれを代表する食材を使った「国旗」のお弁当で、世界の食文化と郷土料理を楽しく学べる一冊。郷土料理、伝統料理、家庭料理だけでなく、時にはかわいい動物や花などのキャラクターを加えてその国らしさをお弁当箱にぎゅっと詰め込んだ、言わば世界の国旗の「キャラ弁」レシピ図鑑だ。
本書では、お弁当だけでなく、その他にも一皿メニューとしても使えるレシピも掲載。見た目でわかりやすいビジュアルとともに、実際に手を動かして作ってみることで、世界の多様な食文化を幅広い世代により親しみやすく理解してもらうことを目指している。各ページには日本の家庭でも作りやすいレシピに加えて、奥深い国旗や国名の意味、各国の切手に描かれたその国の食材・農業などについて解説している。
著者は、世界の料理総合情報ウェブサイト「e-food.jp」代表の青木ゆり子さん。サイトの創設20周年を記念して発表した「世界の郷土料理事典」(2020)に続き、世界各国の料理レシピ、食文化を紹介する、集大成本の第2弾となる。
定価は2530円(税込)。発売日は7月5日。