2021年06月21日 11:12

港区立みなと科学館は、7月14日~9月12日まで、気象庁と共催で夏の企画展「みんなの雲展~雲ってなーに?もっと知りたい雲のこと~」を開催する。

東京都港区と気象庁は、連携協力に関する協定を結び、これまでも気象や防災に関する啓蒙イベントを開催してきた。もうすぐやってくる夏。空を見上げると、もくもくと高く大きな入道雲。明るい空が急に暗くなり、ざっと降り出した夕立に慌てて屋根の下に駆け込んだ思い出のある人も多いと思われる。また、美しい夕焼けに染まる雲や、色鮮やかな彩雲に時間を忘れて見入ったこともあるのではないだろうか。

今回の「みんなの雲展」は、身近な大気現象である「雲」に着目。展示は起承転結ならぬ「気象天結」のストーリーで構成。気象庁・気象研究所の荒木健太郎さんの協力のもと、迫力あるシンボル展示や国際宇宙ステーションから撮影された壮大な雲の映像、地元・港区の小学校で撮影された雲の画像等に加え、ここでしか観られないオリジナルのプラネタリウム番組「雲ハンターとひも解く雲のふしぎ」も制作。併設する気象科学館とも一体となって様々な角度から、気象への関心や防災意識の向上を図る。

会期中は各種ワークショップをはじめ、防災気象講座、実験講座、こども向けのテーブルサイエンス等、関連イベントも充実。イベント情報はみなと科学館公式サイトにて随時アップデートする。

入館料は無料。みなと科学館プラネタリウムのみ有料で、一般投影(1回分)大人600円、小・中・高100円。所在地は、東京都港区虎ノ門3-6-9。会期は7月14日~9月12日まで。

みなと科学館公式HP