2021年06月21日 10:58

森トラスト・ホテルズ&リゾーツは、人財を育成するプログラム「温泉アドバイザー制度」を新設する。

温泉に浸かって身体を休めることで、免疫力と基礎代謝を向上させる日本式の温泉浴は、日本独自の温泉文化として世界に拡がりを見せており、日本の温泉は世界に誇るウェルネスコンテンツのひとつといえる。同社が運営するリゾートホテルのうち温泉施設を有する全国11施設において、人財育成プログラム「温泉アドバイザー制度」を新設し、アドバンスコースとプロフェッショナルコースの2段階プログラムで人財育成を図っていくこととした。

アドバンスコース受講対象者は、同社に勤める全スタッフ。温泉の種類や適切な入浴法など温泉に関わる基礎知識のほか、日本の文化・資源である「温泉」を取り巻く現状のニーズ分析、各ホテルの特徴を踏まえた効果的な入浴方法を学ぶ。プロフェッショナルコース受講対象者は、アドバンスコース受講修了者。同社運営施設の泉質・特徴を正しく理解するだけでなく、自社施設に限らない、温泉に関する高度な知識を学ぶ。また、顧客の旅行スタイルに合わせてウェルネスの観点から心身を豊かにする滞在を考え、提案する力を身に付ける。

プロフェッショナルコース受講後、筆記試験および実技試験による認定試験を実施し、合格点を満たした者を同社独自の「温泉アドバイザー」に認定。認定後は温泉浴を取り入れた宿泊プランの監修に携わるほか、館内サービスを通じて顧客に身体と心を健やかな状態に導く提案を行っていく。

森トラスト・ホテルズ&リゾーツ