2021年06月16日 07:20

野田市のプレスやで生まれて、育った「えだまめ」。抗菌効果が期待される純銅製の「まめたっち」が、Makuakeで6月9日より発売中だ。

「まめたっち」は、抗菌効果が期待される純銅でつくられたタッチパネルやスイッチを手で触ることなく押すことができるグッズ。純銅とは、銅含有率が99.95%以上のもので、導電性・熱伝導性・加工性に優れた材料で様々な用途に使用されている。スミテックで発生したスクラップを使って、女性社員の目線で考え、男性社員がかたちにした。

スミテックは設立から32年(創業から47年)、金属プレス加工業を営んでいる。また、2000年よりインサート成形事業を開始。OA機器や家電、自動車部品などを手掛けてきたが、ここ10年は自動車部品の生産量が増えてきた。しかし、コロナウイルスの影響もあり厳しい状況が続いている。そんな中、既存の業態での伸びが思うように伸びず、スミテックで培ってきた技術を活かして新たな業態を模索してきた。

スミテックの所在地は千葉県野田市。千葉県の名産というと落花生が有名だが、えだ豆も生産量が高く2020年には全国4位になっている。千葉県の名産品のひとつであり、野田市の名産品でもある「えだ豆」が、モチーフとなった。

ものづくりは慣れているものの販売方法がわからない。そんな課題を解決してくれたのがクラウドファンディングサイト「Makuake」。スミテックの考え方、ものづくり、完成した商品に賛同してもらい、購入してもらう。全社一丸となって作り上げた「まめたっち」となる。

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