2021年06月14日 13:51

With Midwifeは、日本の性教育をアップデートするため、ボードゲーム「Genie(ジニー)」の制作に着手した。

日本の性教育は海外と比べ遅れをとっており、子どもの頃から性について正しく学べないことが「望まない妊娠」や「不妊」など現在の社会問題につながっていると言われている。今回、性教育を学べるボードゲームを制作することで、楽しむことから自然と性について学べる環境をつくり、「知らなかった。」で後悔しない社会を目指す。

ボードゲーム「Genie」の舞台は魔法の世界。仲間と協力して一人前の魔法使いを目指すストーリーだ。ゲームの設定、道具やイベントを通じて性教育で身に着けたい知識を擬似体験できる。ただし、世界観としては性教育色は一切出てこない。1回30分程度、8歳くらいから大人まで一緒に遊べる「ただただ楽しい」ボードゲーム。しかし、ミッションをクリアし「賢者の書」を手に入れるとこのゲームに隠された秘密が解き明かされる。

使命カードは自分では決められず、一人ひとり異なる。生まれ持って自分の中にある、大切な個性だ。プレイヤーを追いかけるおばけは、私たちが倒したい既存の概念や社会の課題などを表現しており、知識や頼れる相手(親や先生や、医療者など)を味方につけ避けることができる。

制作にあたり、6月11日から「READYFOR」にてクラウドファンディング『各業界のプロが集結!ボードゲーム「ジニー」で性教育の概念を変える』もあわせて開始される。

募集期間は6月11日~7月30日23時。

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