2021年05月31日 18:20

交流人口拡大、地元経済の活性化を図る茨城県境町のまちづくり「S-project」の一環として、境町には、世界的な建築家 隈研吾さん設計の施設が続々と完成している。隈健吾さん建築の第6弾の施設「S-ブランド」が5月27日に完成した。「S-ブランド」には境町の特産品である「干し芋」をブランディングするカフェ「HOSHIIMONO100Cafe」が設置される。

これまでに境町では、交流人口拡大、地元経済の活性化を図るべく、地方創生関係交付金を活用して、世界的な建築家である隈研吾さん設計の建築物5施設が完成している。令和2年8月26日に、隈研吾さんの設計による六次産業化を推進する研究・開発施設「S-Lab」が境町に完成した。「S-Lab」で開発された干し芋は、ふるさと納税で1億円を越える寄附額を貰うほどの人気商品となり、また町の新たな特産品として地場産業の振興や雇用増加にも繋がっている。「S-ブランド」は「S-Lab」で開発した干し芋をブランディングし、関連商品の販売や、カフェメニューを提供する店舗「HOSHIIMONO100Café」として運営される。

店名の「HOSHIIMONO 100Café(ホシイモノヒャッカフェ)」は、100店舗チェーン展開出来るほどの魅力あるカフェにしたいという想いからネーミングされた。カフェでは干し芋を直販するだけではなく、エスプレッソマシーンを使用したコーヒーと干し芋のスイーツのマリアージュを楽しめる。

「HOSHIIMONO100Cafe」は5月27日に落成式を実施。