2021年05月31日 17:26

ミーカンパニーは、保険医療機関の様々な情報を収集。高いクレンジング技術でデータベース化している。このたび、ICTを利用した禁煙治療の体制を厚生局に届け出ている医療機関数について(2020年12月時点)調査した。

5月31日は、世界保健機関WHOが定めた「世界禁煙デー」、国内では5月31日から6月6日は禁煙週間となっている。令和元年国民健康・栄養調査によると、「あなたはたばこを吸いますか。」の質問に、「毎日吸っている」「ときどき吸う日がある」と答えた人の内、「身近に禁煙治療が受けられる医療機関がある」と答えたのは4割程度にとどまった。

各関連学会が定めた「禁煙治療のための標準手順書」に従って、禁煙治療を提供している医療機関は、同社最新のデータによると 全国に 1万7384 医療機関。(2021年4月時点 ミーカンパニー調べ)。これはコンビニの店舗数(商業動態統計月報 2021年3月)の3分の1に迫る数であり、微増傾向がみられた。

2020年4月の診療報酬改定で、情報通信機器(オンライン)を使用した診療を組み合わせて、禁煙治療を行うことが可能となった。さらに、新型コロナウイルスの臨時的な取り扱いにより、現時点では、初回や最終回での診療もオンラインでの対応が可能とされている。調査では、オンライン診療の体制がある医療機関は 6052件。そのうち、禁煙治療もICTを利用して行える体制がある医療機関は688件だった。詳しくはこちら