2021年05月28日 10:55

モンドデザインは、クリエイター齊藤明希さんと共同開発をする、捨てられたビニール傘をそのままの状態で再利用するブランド「PLASTICITY(プラスティシティ)」から、国内の帽子職人の手により作られた世界初となる新製品「アンブレラ バケットハット」を5月27日より販売開始した。
「アンブレラ バケットハット」は、廃棄されたり忘れ物として保管された後に最終的に廃棄されてしまうビニール傘を全面にリサイクルしている。防水性やメンテナンス性といった傘の持つ素材の特性を最大限活かすため、そのままの状態にて何層にも重ねてプレスをする事により強度と防水性を兼ね備えた独自の素材を開発。汚れても水拭きができるメンテナンスのし易さはもちろん、雨の多くなるこれからの時期にもしっかりと水から頭を守る。また、素材となるビニール傘の状態や組み合わせにより一つ一つ素材の表情が異なるオンリーワンの製品となり、柔らかな乳白色の素材感はどのようなファッションにも違和感なく利用できる。
日本では1年間で8000万本もの傘が廃棄されていると言われている。分解のしにくさからリサイクルが難しいこの素材を使い魅力的な製品を提供する事により、世界的な問題であるプラスチック廃棄量の削減・ユーザーへの環境意識のさらなる拡大を目指す。
価格は1万1000円(税込)。販売開始日は5月27日。販売場所は公式オンラインストア。