2021年05月21日 18:32

ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)は、第10回観光映像大賞ファイナリストに選出された、5つの自治体とのオンライントークイベントを開催した。

パネリストとして参加したのは、とこなめ観光協会(愛知県常滑市)、上峰町役場まち・ひと・しごと創生室(佐賀県上峰町)、南島原市観光振興課(長崎県南島原市)、三重県観光連盟(三重県)、若狭湾観光連盟(若狭湾エリア)及び各制作に携わった広告代理店や映像制作会社。

冒頭では、各地域の魅力を紹介するとともに、どのように魅力を観光映像として表現したかを紹介。またMCをつとめたSSFF& ASIA 代表の別所さんからは、コロナ禍での観光事業への影響について質問があった。苦しい状況報告の一方、各地域とも、県内・近隣からの観光客増加により改めて地域の魅力を見直す傾向があることや、特産品のお取り寄せやふるさと納税などオンラインで楽しむ需要が高まっていること。さらに、各自治体ともコロナ禍の新たな観光施策を見出していることが語られた。

後半はコロナ禍での映像制作にもおよび、各代理店、映像制作会社が、撮影時期の延期、監督自らがカメラを回し、出演者も自身でヘアメイクを行うなど、工夫を凝らし制作を行ったことを話した。なお、ファイナリストの中から選ばれる観光映像大賞の発表は、6月16日に実施する映画祭「Branded Shorts 2021」にて発表される。詳しくはこちら