2021年05月20日 09:29

天地人は、宇宙ビッグデータを活用した情報プラットフォーム「天地人コンパスAPI」の提供を開始した。

天地人は、地球観測衛星のデータを活用した独自開発の土地評価エンジン「天地人コンパス」を使用し、ビジネスの目的に合わせた情報を提供している。「天地人コンパスAPI」は、天地人コンパスに蓄積された膨大な量のデータを、解析・分析した情報にAPIからアクセスできるサービスだ。

衛星データというと、多くの人が衛星から撮影した写真を思い浮かべる。衛星から撮影した画像は代表的な衛星データではあるが、「天地人コンパスAPI」は、降水量などの気象情報や、3Dマップに代表される地形情報、赤外線によって観測される地表面温度なども世界中のあらゆる場所で取得可能。それらを複合的に分析し、価値ある情報を導く。既存事業や新規事業に衛星データで分析をした宇宙からの視点を加え、情報を重ね合わせることで、事業開発の意思決定をナビゲートする。

業種別にできることは、農業(生産量の少ない高級食材の発掘)、保険(被害状況の把握や損害分析に活用)、教育(自然環境問題や防災知識の理解を深める)、金融(先物投資情報やトレンドの把握)、森林(森林の管理や分析)、エネルギー(資源の調査や設置環境の分析)、小売(商品需要の予測)など、「天地人コンパスAPI」は様々な業種で使用できる。

利用料金は、データ取得内容によって変動。

天地人コンパスAPI