2021年03月26日 16:06

岐阜県では、アフターコロナの新たな旅のスタイルとしてサステイナブル・ツーリズムを推進、アフターコロナにおける「選ばれる旅先」をめざす。

新型コロナウィルスの影響により、世界的に旅行の目的や嗜好が「自然」「田舎」「開放感」「癒し」「安全・安心」などへシフトする傾向にある。岐阜県の魅力は、豊かな自然のもと、先人から受け継がれてきた伝統、文化、匠の技が暮らしの中に息づいていることであり、まさに、SDGsの理念である「持続可能」に合致している。

まず、岐阜県ならではの体験をフックに滞在時間、観光消費額を拡大する。2018年度から「自然」「伝統文化」「匠の技」など、岐阜県ならではの観光資源を活用した体験コンテンツを36本造成してきた。2020年度は、世界農業遺産「長良川の鮎」や、日本三名泉の一つ「下呂温泉」のエコツーリズムなど、観光資源にスポットを当てたコンテンツを新たに10本造成し、3月から販売開始する。

また、基本的な観光案内ではなく、岐阜県のサステイナブルな魅力をより深く伝える語り部を増やす。2018年度から3年間に9つのテーマで研修(座学・実地)を実施。案内する地域や、コト・モノの歴史、背景、技法、エピソードなど、より深い情報を伝えられるガイドをめざし、約270名が研修を受講した。2020年度は「サステイナブル」をテーマに、SDGsの基本から、サステイナブルな視点で県内の観光資源を語るための研修を実施する。詳しくはこちら