2021年02月04日 17:24

キリンビールは、3Lペットボトルで「キリン一番搾り生ビール」や「キリンサワー」を提供可能な2タップの新たなサーバー「TAPPY(タッピー)」を、4月20日から全国で展開する。

コロナ禍で外出自粛が続く中、消費者の飲食店訪問頻度や滞在時間が減少し、ビール1樽あたりの消費期間が長期化することで、鮮度の良い「おいしいビール」の提供が難しいケースが発生している。また、重量があるビール大樽の持ち運びや、ビールサーバーの洗浄作業は、労働力不足が問題となっている外食産業にとって一定の負担になっている。さらに、トラックドライバー不足など物流環境の社会的課題により、安定した商品輸送にも将来的なリスクがある。

「TAPPY」は、消費者においしい「一番搾り」や「サワー」を提供し、飲食店や物流における社会課題を解決する新たなサーバー。ネーミングの由来は、ビールサーバーの「TAP」を使いながら、外食産業に関わる全ての人が「HAPPY」になることを願い名付けた。2020年11月に実施した全国6県(愛知県・石川県・富山県・福井県・福岡県・宮崎県)でのテスト展開では、飲食店や消費者から高い評価を得た。同社は、おいしい・かんたん・おトクな「TAPPY」を全国1万店以上に展開していくことで、こういった社会課題の解決に向けて取り組んでいく。

展開エリアは全国の飲食店。展開開始日は4月20日。

キリン