2021年02月04日 16:40

キヤノンは、新人写真家の発掘・育成・支援を目的とした文化支援プロジェクト「写真新世紀」の2021年度(第44回公募)の募集を、3月17日(水)に開始する。

「写真新世紀」は、「写真表現の可能性に挑戦する新人写真家の発掘・育成・支援」を目的とした文化支援プロジェクトで、1991年にスタートし、今年で30周年を迎える。現代アートシーンで活躍するような写真家・映像作家を発掘するグローバルな写真コンテストとして、今年は美術評論家の椹木野衣(さわらぎのい)さん、写真評論家の清水穣さんなど国内外から7名の審査員を迎えて開催。これまでの応募者総数は3万3359名(組)に上り、国内外で活躍する優秀な写真家を多数輩出するなど、新人写真家の登竜門として認知されている。

公募は3月17日(水)から5月31日(月)まで行い、6月に開催する「優秀賞選出審査会」において優秀賞7名(組)と佳作14名(組)を選出。その後、11月に行う「グランプリ選出公開審査会」において優秀賞受賞者の中からグランプリ1名(組)を選出する。

グランプリ受賞者には、奨励金100万円と副賞のキヤノン製品のほか、特典として2022年における個展開催の権利などを授与。また、優秀賞と佳作の受賞者には奨励金と今年度の受賞作品展への出展などの権利を授与し、受賞者の今後の創作活動を支援する。なお、今年度をもって「写真新世紀」の公募は終了する。詳しくはこちら