2021年02月02日 16:35

フォーサイトは、2月1日、バーチャル講師を起用した高校生向けのeラーニング「ManaBun」のサービス提供を開始した。
同社は、2020年8月から宅地建物取引士や行政書士など資格取得のための通信講座において、バーチャル講師の講義を提供してきた。累計受講生者数は1万人を超え、「プロの声優による講義が聞きやすい」、「キャラクターに親近感を抱きやすく学習が続けられる」など好意的な反応を得ている。今回、大人を対象にした資格通信講座の成功を受け、よりバーチャル講師に親和性が高い高校生向けサービスに事業を拡大する。
「ManaBun」は、月額550円(税込)でバーチャル講師2キャラクターの講義や、プロ講師、東大生講師による講義、合計500時間分が見放題となるサブスクリプションサービス。勉強が苦手な高校生を対象とし、バーチャル講師が講義を行うことで勉強へのハードルを下げる。バーチャル講師の講義内容は現役東大生が監修。楽しいだけでなく、分かりやすい講義になっている。
コロナ禍で、自宅でも学習ができるeラーニングが注目されている。しかし、勉強そのものが苦手、好きではない高校生も多く、学力格差の拡大も懸念されている。同社ではバーチャルなキャラクターを用いた講義を導入し、学習のハードルを下げ、基礎学力の向上に寄与したいと考えている。
料金は月額550円(税込)。