2021年01月25日 18:41

日・米にサーバーを置く、日本の工芸品通販サイト「OMOISHOP」を運営するKASASAGIは、前年度(2020年度)のOMOISHOPの総売上の73.3%を10代・20代のZ世代(1990年代中盤以降生まれ)が占めていたことを発表した。

OMOISHOP とは、合同会社KASASAGI が掲げる「経年美化」の価値観を日本の手仕事を通して体現する為の通販サイト。経年美化の消費を促すため、全ての商品に対し、作り手の想いや商品に対するこだわりを掲載している。また日本全国の職人・事業所と提携を結ぶ事で、名入れやカスタマイズのような柔軟なオーダーメイド対応や、難易度が非常に高い修理も受け付けている。

Z世代の特徴として、デジタルネイティヴ、個性を大切にする、モノよりコトを消費するなどが挙げられるが、実際に「人と被るのは嫌」「持ち物で自分の個性を表現したい」「ただのモノではなく新たな消費体験を購入したい」と考えるZ世代は非常に多く、高単価・高品質な製品が購入されている。

なお、前年度の売り上げランキング一位は「包丁」。日本の包丁は海外でも評価が非常に高く、最近ではフレンチのシェフにも使用されているなど、国内に留まらず世界各国の本職の人々に使用されている。OMOISHOPで取り扱いの包丁は切れ味・デザインはもちろんのこと、名入れやロゴ入れ等のオーダーメイドに柔軟に対応しているという点で、購入者から高い評価を得ている。