2021年01月21日 17:43

ユーグレナは、同社食品製品の主要原料である「ユーグレナグラシリス」が、アメリカ合衆国で一般的に安全と認められる食品として食品安全認証制度のGRASを取得した。

GRASとは、Generally Recognized As Safe(一般に安全とみなされている)の略語で、国際的に広く認知されている米国における食品安全に関する認証制度。米国にて食品素材を販売するためには、GRASを取得する必要がある。

「ユーグレナグラシリス」は、微細藻類の一種で、100種類以上存在するユーグレナ種の中でも、幅広い栄養素を併せ持っていることから、食品・サプリメントの原料として適している。同社は、この「ユーグレナグラシリス」を沖縄県石垣島で培養しており、同地で培養したユーグレナグラシリスを「石垣島ユーグレナ」として、基幹食品ブランド「からだにユーグレナ」をはじめとした様々な製品に使用し、日本国内で販売してきた。

今回同社が取得したのは、「食品に使用して安全であるか」を米国内の学識経験者が客観的に評価する制度であるself-determined GRASでの認証だ。本認証により、「ユーグレナグラシリス」の食品としての安全性が評価され、米国での販売が可能になった。米国でのヘルスケア市場は伸長を続けており、さらに動物性たんぱく質の代替として、藻類への注目度は年々高まっている。そのような状況下でGRASを取得したことは、「ユーグレナグラシリス」をより多くの人々に届ける大きな機会と考えている。

ユーグレナ