2021年01月18日 17:13

インバスケット研究所は、新入社員として求められる能力を客観的に測定することのできる独自の評価システム「社会人基礎力分析サービス」の提供を開始する。

インバスケットとは、1950年代にアメリカ空軍で導入されたトレーニングツールで、決裁がされていない書類が入った「未処理箱」を意味する。制限された時間内に主人公の立場になりきり、様々なトラブルを的確に、かつ迅速に、精度高く処理を行うことができるかを測るビジネスシミュレーションゲームだ。同社は、これまで累計5万人が受講したインバスケット研修のデータをもとに、新入社員の社会人基礎力を数値化する「社会人基礎力分析サービス」を開発した。

「社会人基礎力分析サービス」では、経済産業省が提唱する社会人基礎力のうち「12」の能力要素に対応している。新入社員の能力を客観的に数値化することにより、経年での傾向を把握するだけでなく、評価面談や目標設定における活用、他社を含めた同世代新入社員の比較などもできるようになる。同社のスコアリングは知識の多寡や経験を測定するのではなく、実際の業務に即したシミュレーションゲームを行う。架空の会社で、ある役割に任命された主人公として、仕事(案件)に対してどのように判断し行動するのかを採点し、実践的な能力を測定し数値化することができる。

価格は7700円、別途「新入社員向け教材」2933円(すべて税込)/部が必要。販売開始日は3月17日予定。先行して無料モニターを1月18日~2月19日まで受付(提供数に達し次第締め切り)。

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