2021年01月15日 14:34

ネクストミーツは、世界最大級の代替肉メーカーである台湾HOYA(弘陽食品股彬有限公司)との共同開発契約を締結した。

同社は、「地球を終わらせない」を理念として掲げ、地球環境を守り、人類を食糧危機から救うべく代替肉の分野で事業活動を行う日本のベンチャー企業。2017年から研究を始め、プロダクト完成の2020年に法人化、日本でのリリースと同時に海外展開も開始した。代替肉製品として、プラントベースのハンバーガー「ネクストバーガー」を始め、世界初の焼肉用フェイクミート「ネクスト焼肉シリーズ」、植物肉で作った牛丼「ネクスト牛丼」などをリリース。大学やベンチャー企業などと共同で、植物性タンパク質を食品工学の視点から研究する一方、微細藻類の応用や培養肉の研究など、幅広い代替タンパクの研究開発に着手し、2050年までに全ての肉を代替することをミッションとする。

今回、同社は台湾HOYAとの共同開発契約を締結。同社の技術とノウハウ、HOYAの生産力と現地での販売力を活かし、代替肉の原料および商品化についての共同開発を行う。人口の10%がベジタリアンと言われており、日本ブランドが受け入れられやすい台湾で、スピードを上げて代替肉の普及に取り組んでいく。「日本ブランド、世界発信」の同社は、同時多発的に日本の代替肉を世界に広めていくことで、地球の持続可能性に貢献できると考えている。

ネクストミーツ