2021年01月12日 16:51

ディスペンサーノズルメーカーとして穴径0.03mmまでのノズルをラインナップし、製造・販売しているテクダイヤは、3Dプリンター用精密ノズル「kaika(かいか)」を、 1月12日(火)12時より、オンラインショップにて一般販売する。

同社では、今後生活に身近なものになる3Dプリンティングの世界に、自社の技術やノウハウを活かしたいと考え、材料メーカー、プリンターメーカー、3Dプリンターユーザーの協力のもと改良を重ね、テクダイヤオリジナルの3Dプリンター用精密ノズルを開発。kaikaという名前は、草木の花が咲くことや、物事が盛んになること、成果が現れることという雅語から、ノズルで、3Dプリンティングと利用者の作品つくりをサポートできるようにとの意味が込められている。

主な特長は、スムーズな押し出しが可能な内部形状。スムーズなフィラメント押し出しに重要な内部形状は、テクダイヤのディスペンサーノズル「ARQUE」の、段差のない「テーパー形状」を採用した。また装置側スロートとの不要な隙間を排除し、フィラメントの蓄積や滞留を予防。ノズル先端部の内外径差の端面面積をベスト値に設定し、細部への吐出と同時にアイロニングに適した外形寸法を見出した。

さらに、内径部の表面の粗さを抑えて、狙い通りの印刷を実現。ノズル内部の加工中に生じる傷や凸凹を独自の加工技術で研磨し、表面の荒れを抑制し、材料の流動性を向上させた。販売はこちら