2021年01月07日 15:09

メインマーク・ストラクチュアル・コンサルティングは、損害保険ジャパン、パスコと、台風や豪雨などの自然災害においてICTセンシング技術を活用した防災・減災に関連する保険商品やサービスの創出に共同で取り組んでいくことに合意した。

近年、台風や豪雨などの災害の頻度が高まり、甚大な被害をもたらしている。多くの自治体や企業は、事業継続や従業員、地域住民などの安全管理を社会における重要な課題と認識している。また、インフラの老朽化は急速に進み、豪雨などによるがけ崩れや落橋による事業継続が困難となりつつあり、人的被害も発生している。今後発生しうる自然災害への備え、防災・減災の取組みの重要性が以前にも増して認識されるようになった。

このような中、メインマークSC、損保ジャパン、パスコは、ともに防災・減災の観点から、自然災害時における持続可能な社会の実現に向けた取組みに力を入れてきた。今回、各社が保有する自然災害に備えたサービスや技術、知見を掛け合わせることで、事業の安定経営への支援および従業員・地域住民の命を守るサービスの提供、安心・安全なまちづくりの実現を目指して、共創に取り組むことに合意した。

各社の強みを掛け合わせ、第1弾として、台風や豪雨発生時にインフラ(のり面、急斜面、橋梁等)の損害の状況や予兆をICT防災センシング技術の活用により、遠隔管理・把握し、防災・減災に役立てる保険商品やサービス開発の検討を開始している。土砂災害などによる被害を未然に防止し、人命を守るとともに、管理者側の安全確保等の業務を合理化する。

メインマークSC