2021年01月07日 12:35

会社役員育成機構(BDTI)は、昭和女子大学キャリアカレッジと協力し、ダイバーシティ&インクルージョンの課題を含む「役員・執行役員研修」コースを新設する。

BDTIは、コーポレート・ガバナンスの向上を通して日本企業および日本経済の健全な発展に寄与することを目指し、コーポレート・ガバナンス・コード(CGC)【原則4-14】コンプライアンスの第一歩として、取締役や監査役(役員)に必要な基本的知識を身につけてもらうための一日研修、「国際ガバナンス塾」を定期的に開催している。日本の取締役会にも多様性の波が広がっており、ようやくジェンダー不平等に風穴をあけつつある段階だ。このような流れを加速させるためには、幹部候補となる中間管理職の女性を育てることが重要となる。

今回、BDTIが昭和女子大学キャリアカレッジと連携して新設する「役員・執行役員研修」では、コーポレート・ガバナンス・コードの提唱者であるニコラス・ベネシュさんをはじめ、昭和女子大学キャリアカレッジ熊平美香学院長、各分野の専門家が講師となる。取締役や監査役(役員)に必要な基本的知識を身につけてもらうとともに、多様な人材という資源をどう生かすかを考えていく。実例を参考にしたケーススタディ、少人数制で活気あるディスカッションが特色だ。

第1期生の募集期間は2月4日まで。開講日は2月18日と3月4日の全2回。

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