2021年01月04日 12:25

ASIAtoJAPANは、2月24日・25日の2日間に渡り、女性の理系外国人学生を対象としたジョブフェア「WOMEN in TECH」を実施する。

世界と比較して、日本の理系女性の数は極端に少ない現状がある。例えば大学、高等専門学校、専門学校などの高等教育で、工学・製造・建築系の専攻分野に在籍する女性の割合は13%。OECD(経済協力開発機構)平均の24%を大きく下回っている。その要因として、「女性は理系が苦手」といったステレオタイプや、大学の医学部入試での女性学生への差別の問題など、日本の社会性が女性の理系分野への進出を妨げていると考えられる。ダイバーシティや女性活躍、理系人材の不足などの観点からも、日本企業にとって理系女性を増やすことは重要な課題だ。そこで「WOMEN in TECH」を通じ、ロールモデルとなる理系の女性外国人学生の採用を促進する。

「WOMEN in TECH」は、ASIAtoJAPANが提携するアジア各国のトップ大学の「女性の理系学生」が集まるジョブフェア。参加企業は2日間に渡って面接を実施。対象学生の選出、面接のアレンジなどの事前準備は同社が行うため、採用の工数を最低限に抑えることが可能。成功報酬型で参加費は無料となる。各大学より宣伝活動を行い、現時点で中国、インド、韓国、台湾、タイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、ミャンマーなどの女性学生約70名が登録。1月には学生向け説明会を実施予定で、100名以上の理系女性学生の登録を見込んでいる。

申し込み期間は1月4日~27日。

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