2020年12月15日 12:14

ローンディールは、セイコーエプソンに対して、人材が元の企業に在籍したまま期間を定めて他社で働く仕組みである「レンタル移籍」を提供した。

「レンタル移籍」は、研修・出向などの企業間契約に基づいて、イノベーション人材・次世代リーダー育成に取り組む大企業と、事業開発力を強化したいベンチャー企業のマッチングによって実現する。2015年9月にサービスを開始し、2020年11月現在、導入企業はトヨタ自動車・経済産業省・NTT西日本など大企業42社、116名。受入企業として356社のベンチャー企業が登録している。

今回、ソフトウェア技術開発部の川井純さんが社内選抜を経て、12月よりBIRD INITIATIVEでの業務を開始した。デジタルトランスフォーメーション技術の研究・開発及び事業化を行っているBIRD INITIATIVEにおいて、シミュレーション×機械学習AIを用いた事業支援検討、及び顧客開発などを担当する。セイコーエプソンはレンタル移籍を通して、スピード感をもって行動を起こし、意思決定をする経験を積むことで、帰任後にその文化とプロセスを根づかせる行動を起こすことを期待している。

今後も、ローンディールは「レンタル移籍」を通じて、大企業における人材育成や、イノベーションを創出できる個性・多様性を活かした組織作り、およびベンチャー企業の事業推進を支援する。そして、一人でも多くの人が境界を超えてお互いに刺激を与えあい、挑戦が波紋のように広がっていく社会の実現に向けて取り組んでいく。

ローンディール